2010年7月11日日曜日

また会いましょう。バンコク


今日は実質バンコク最終日。

そして明日はインド初日が待っている。

約1週間(姉の)友人宅でのんびりさせてもらった。
居候でなんにもしなかったからかなり迷惑をかけていたと思う。
それでも「また来ていいよ」と言ってくれた。とてもうれしかった。

昼間はカオサンにロサンゼルス行きのチケットを買いに行った。

友達と韓国で一緒に観光しようという話になったので、その日にあわせてチケットを探した。

安いところはコルカタ行きのチケットを探したときに見つけていたのでそこに直行。

「ロサンゼルスまでのチケットが欲しいんだけど」
「え!?なに?どこそこ?」
「ユナイテッド・ステーツのロサンゼルスだよ!」
「は?ロサンゼルス?」
「ロス!エンジェルス!!」
「あ~(舌打ち)」

顔はかわいいんだが、対応といか性格が最悪。
でももう2ヶ月もアジアを旅していれば慣れた。

今まで回ってきた国の人はお客様を特別扱いしない。
まるで面倒くさい隣人にでも接するように話してくる。
もちろん聞きとり難い英語なんて話したら、明らかに面倒くさそうな顔をする。

まぁその分物価安いから、いいやといつだったかあきらめたっけ。

で肝心の値段。
前聞いたときよりも5000B(約15000円)も値上がりしてた。

それでは他の旅行社と同じ値段なので、違う店に行くことに。

前回入らなかった旅行社に入った。

もちろん「ロサンゼルス」が通じない。
もう紙に書いた。

・9月にロサンゼルスまで行きたいこと
・アシアナ航空を利用したいこと
・ソウルで4日間ストップオーバーしたいこと

紙に書いたら一発。
すぐに値段を調べてくれた。

23500B

納得できる値段だったのですぐに購入。

しかーし

「2時間後に来てね。そのときにチケット渡すから~」

なんの2時間なんだ?でも電話で値段を確かめてたのとかを見てると、ここでは発券してないのは容易に予想できた。
ふっと2時間の暇な時間ができたので、カオサン近くをフラフラ~

明日バンコクを去るとなるとやけに屋台が恋しくなってきて、片っ端から食べた。

初めて食べるもの、食べなれたもの。
どれもおいしかった。そして安かった。

俺随分タイにいるんだよな~っていきなり実感した。

そんなことをしてたら2時間なんてあっという間だった。

もちろんチケットは問題なく発券されてて、俺はチケットを受け取った。

夜は冷麦を食べた。

おいしすぎる。
あの汁がおいしい。
次いつこの味が食べれるかわからないとなるとおいしさは倍増した。

バンコク最後の夜はこうして深けていった。

2010年7月10日土曜日

ゲッッッッッット!

今日インドビザを受け取りに行った。

インドビザセンターに受け取り開始の10分まえに到着。
すでにビザ待ちの人で8割方席は埋まっていた。

でパスポート受け渡し時間4:30になる。



一向にパスポート受け渡しが始まる気配がない。
開始予定時刻15分過ぎてから
「トラブルにより5:30からパスポートの受け渡しを開始します」

え?すでにインドタイム。

もちろん外に出てもただ金を使うだけなので、その場で待つ。
何人かは外に出て行った。

のんびりインドの歩き方でも読んで待ってたら、早速パスポート受け渡しが始まった。

時刻は5:10

言ってることと全然違う時間に始まってる。
インドタイム恐るべし。
もちろん外に出て行った人は帰ってきてないから容赦なく順番は飛ばされる。

そんなこともあり40番目だった俺の番もあっという間に来た。

実は今回のインドビザ申請ちょっとした懸念要素があった。
それはインド国内の住所を超適当に書いたこと。
もし調べられてたら元も子もなくインドビザは手に入らない。
だから航空券も買わないでおいた。

緊張の瞬間。

「はい、ここにサインして」

係員のその一言で俺はどれだけ安心したことか。

無事インドビザを取得し、インドビザセンターの隣にある航空会社のオフィスへ。

その名も
「FLY KINGFISHER」

聞いたこともない会社だがサービスがいいとの定評があるとの情報を得ていた。

そこで
「7月11日(明後日)発のコルカタ行きのチケットをくれ」
といったら
「その日はFULLだから次の日なら空いてる」
「じゃあそれで」

値段とかいろいろ聞いて、いざ発券してもらったらちゃっかり11日発になってた。
あのFULLって言葉はなんだったんだ。

こうして俺のインド行きが正式に決定した。

2010年7月8日木曜日

卒業式

バンコクの町って大きいけど、見所はそんなに多くないのかもしれない。

まぁそもそも俺がバンコクの観光地(主に寺)にあんまり強い興味がないのが原因かもしれないが。

さすがに一日友人宅で暇してるのも旅に来てるのになにしてるんだってことになるので散歩に出かけた。

目的地はずばり
「撮影技術博物館」

この前も目指したんだけど、結局見つからなかったあれ。
どうせ時間があるから再挑戦してやろうと。

友人宅の近くからバスに乗り込む。
エアコンなしの安いタイプだ。
今日は晴れていてとてつもなく暑い。
そしてバスの中はさらに暑い。

走っていればいいんだが、バンコクの道は結構渋滞してる。

だから主に止まってる。

まぁそろそろ暑さにも慣れてきたんだが。

バスは30分ほどで撮影技術博物館の前(と思われるところ)に到着。

この撮影技術博物館の隣には大きな大学がある。
今日はそこで卒業式だったらしく、正装した若者とその他の人々でごったがいしていた。

そんななか俺は撮影技術博物館を歩き方の地図を頼りに探す。
探す。。。。
探す・・・・

が、見つからず。

というより、大学の一部だって結論付けた。
だって歩き方の地図通りその場に行ったら、大学の建物だったんだもん。

まぁ、撮影技術博物館に行けなかったのはもうあきらめるとして、そんなことより大学の卒業式が面白かった。

正確に言えば卒業式ではなくて、卒業式後のこと。

卒業生は在校生約10人くらいに囲まれる。
もちろんカツアゲとかボコボコにされるとかじゃなくて、
在校生が卒業生に呼びかけみたいなのをやる。

これがもう面白い。

なに言ってるのかはわからないんだが、囲んでる在校生がみんな全力。
顔を真っ赤にして卒業生に叫んでる。
みんなお世話になったのかな?
卒業生の方も随分幸せそうな顔して、それがほのぼのしかった。

そんなのをキャンパスのそこかしこでやってる。

俺が見た中で最大規模だったのは30人くらいで2人の卒業生に向かって叫んでた。
人望あったのかな?

撮影技術博物館は行けなかったけど、面白い異文化が見れておもしろかった。

2010年7月7日水曜日

宗教観


未だにバンコクにいます!

インドビザが次の金曜日に下りるから、次の週末あたりにコルカタへ。
インドがどんどん近づいてきます。

インドに呼ばれてるのかな?ちゃんと行けるかな?

さて、今日は(も)暇だったので、たまにはガッツリ観光もいいかなってことで、

王宮→ワットスタット→ワットスラケッ

に行って来ました!

たった三つかよって思った皆さん。
俺もそう思います。

ザザーッっと振り返ってみると、
王宮はスケール満点、ヨーロッパのスケールに匹敵するインパクト。
ワットスタットは普通のお寺?ってくらい寂れてる
ワットスラケッはバンコクの要塞。バンコクの街が一望できる展望台(的な寺院)がよかった。
まぁ、こんな感じ。


このなかでもワットスラケッってのが俺は気に入った。
展望台みたいなところに行くと、風が気持ちいいし眺めも良い。
久しぶりに1時間もボ~っとしてた。
ルアンパバーン(プーシーの丘)以来かな?

そんなわけで寺でぼ~っとしてたんだけど、寺にはタイの人がたくさん。
みんな花とか線香とかロウソクとか持ってる。
タイは仏教が本当に浸透してるんだな~って思った。

こないだも、友人の友人が食事に誘ってくれて、食事の前に彼女がお参りに行った。
それは結婚の神様らしくて、彼女はそこにお願いして見事願いが叶い、日本人と結婚できて来年来日するらしい。
それのお礼参りでバラ100本(!!)を買ってお供えしてた。

俺は内心「神様ががんばったんじゃなくて、自分ががんばったから願いが叶ったんだから自分にご褒美あげればいいじゃん」とか思ってた。

今日もそう。
タイの人が1500円もするお供え物を買って坊さんにお経唱えてもらってる。

なんでだろう?
なんでみんなお寺に来て、お金払ってお願いしてるんだろう。

そんなことを1時間ぼ~っとしながら考えてた。

最初は
1.ものごとって運もあるからその人の行動しだいだろう。だって、病気の人が寺で神様にいくらお願いしてても、治療しなきゃ病気は治らないだろう。
2.実は出国前友達と宗教の話をじっくりしたことがあって、そのときに「神様って自分の心の一部だよな」って言われたのを思い出す。
3.ここですべてがつながる。

神様って”自分自身”なんだって思った。
宗教ってそれを具現化する一種の手段であって、自分のほかに神様がいてその人に願いを叶えてもらうように頼むんじゃなくて、自分が願いを叶えるために頑張れるように、自分に祈ってるんじゃないかってこと。
でも露骨に自分を崇高したらただのナルシストになる。
だから宗教はあるんだな。
俺は宗教を随分深いもので、あんまり触れちゃいけないもんだと思ってたけど、宗教なんてみんなが首に付けてるネックレスと同じようなもんだ。
すごいブランドもの(世界三大宗教)もあれば自分だけのものもある。たまには偽物やボッタクリのもの(金だけ巻き上げる新興宗教)もある。
自分を表現する一種の手段なんだな。

だから自分の信じてる宗教を否定されると人は怒るんだ。
だって自分を否定されてるのだから、そりゃ怒るわ。
寺側もそれをサポートしてお金もらってるわけだ。
デカイ寺院とかも、車のCMと一緒で
「こんなに大きなお寺を建ててるところであなたは祈ってますよ~」
的なことをアピールしたいと結論付けた。

寺も神社もモスクも教会も立派な理由が自分のなかで見つかってなんだか清清しい気持ちになった。

2010年7月5日月曜日

インドへの道


今日はインドに向けインドビザ申請へ!

インドビザの申請は大使館ではなく、なんか業務を請け負った会社がやってる。

行き方は歩き方に乗ってるので10時くらいに表敬訪問。

早速受け付けのお姉ちゃんに用紙をもらって記入。

名前
生年月日
パスポートナンバー
日本の住所
インドの住所2つ。

2つ?
へ?インドの住所?

俺はインドの住所が必要なのを知ってたのにすっかり忘れてて歩き方を持ってくるのを忘れた。

これがないと受理してくれない。
どうしよう。

10秒考えて思いついた。
近くの本屋で情報収集。

早速本屋へLet's ゴー

ロンリープラネットを発見し、ホテルの欄を見る。

フムフム。わかったぞ。

手に持っていた申請用紙に、記憶した住所を書き写す。(まぁ少し間違ってたと思う)

そしてすぐさまインドビザ申請のビルへ帰還。

インドの住所チョ~適当だけど、なんの問題もなく受理してくれた。

大丈夫かな?これでビザ下りないとか勘弁して欲しいんだけど。
そんな不安も次の金曜日までの辛抱。

そんなことを考えて外にでるとすごい雨。
目の前の道路が冠水してた。
傘&サンダルの俺はそんなの関係なくBTSの駅へ。

そっから直で友達宅に帰宅。

あ~今日なんにもしてないなwwww

明日はガッツリ観光しよッ

Japanese DAY



今日は昼食でカレーを作ってもらった。

これがうまい!
日本で食べてたのと同じ味!

日本人が作ってくれて、日本のカレーのルーを使ってるからかな?

てか純粋に友達が料理うまいだけか。

今日はバンコクの中心にある「撮影技術博物館」へ。

カメラの撮影技術とか見れるのかな?とか
きれいな写真取れるようになるかな?とか

すげぇ楽しみにしてBTS(バンコクにある高架鉄道)に乗車。

電車のなかで持ってきた歩き方で道を確認。

・・・・

あ。

間違えて”インド”の歩き方持ってきちゃった。

一瞬だけ見た地図の記憶を頼りにその周辺に向かうが、そこには大学ばかり。
Museumの文字は全く見当たらなかった。

残念ながら撮影技術博物館は次回にパス。

その代わりにシーロム周辺を散策。

そしてシーロム駅前のビルに入ってびっくり!
そこには日本のレストランが連なっていた。

大戸屋、ペッパーランチ、ミスタードーナッツあと日本ではあんまり知らない日本食レストラン。

しかも日系企業のメニューなんて、タイなのにタイ語より日本語のほうが大きく書いてる。
見るからにして日本人向け。
実を言うとこのあたり日本人がたくさん住んでいるらしい。
だからこんなことができるのだろう。

今日の夜ご飯は日本食!
と心のなかで決め、また歩き出す。

シーロムの近くに大きな公園があった。
そこはまるで代々木公園。
人々はランニングしたり、サイクリングしたり。ほのぼろ。
そして、5時くらいになって食事に行こうとしたら目の前でエアロビが始まった。

このエアロビ、タイの町では有名。
ほとんどの公園で夕方になるとインストラクターが出てきておばチャンたちが元気にダンス♪~

いつか参加したい!と思っていた俺は迷わず参加。

しかし!

これがかなりキツイ。
みんな運動靴に短パンや、T-シャツでやる気満々。準備万全。

それに比べ俺は、動きにくい半ズボンに普通のTシャツに”サンダル”
サンダルはきつかった。
ステップが意外にハードで足も少し痛かった。

そしてそれが1時間休みなし。

なんでみんなあんなにハードなんだ?
そしてステップ完璧なんだ?

そんな疑問を抱きながら、無事に1時間のレッスンが終了。

もう汗ダクダク。

泊まらしてもらっている友達に晩御飯を食べて行くことを伝え大戸屋へ。

もちろん注文は

「とんかつ定食」

うますぎる。
味はまさしく日本の味。
とんかつ1キレでご飯一杯食べれた(おかわりは無料)

合計1000円程度と少し高くついたが、日本食シックな俺には払える金額だった。

あ~おいしかった。

明日はインドビザ申請に行って来るぞ~

2010年7月4日日曜日

ズボン


今日はあんまりにもやることなくて買い物へ。

友達宅の近くにウィークエンドマーケットっていう、その名の通り週末だけ営業する市場がある。
今半ズボンを一本しかもってないので、それではこの時期に旅するのはあんまりだってことで100バーツ半ズボンを探しへいざ出陣!

ここウィークエンドマーケット。
かなりナメテかかってた。

どうせそんなに広くないだろう。
チェンマイのサンデーマーケットと同じで同じような店ばかり連なってるんだろう。

そんな腐った予想は良い方向に裏切られた。

確かに入り口は狭かった。
後からわかったことだけど、ここはメインゲートではないらしい。

なかに入って、20Mで最初に思ってたことはすべて覆された。

ものすごい数の人。
狭い道の両脇に所狭しと店が連なる。

服屋に家具屋、屋台。
もうなんでもあり。
店ならなでもありだった!

もちろん半ズボンを探すが、たくさんありすぎて選べない。

とにかく品質とかの前に「100バーツ」の予算をオーバーしないところを探すが、一向に見つからず。
歩いてる間にT-シャツとか他のものが欲しくなってくるのを我慢しやっとこさ100バーツ半ズボンを発見。

品質は・・・
まぁ100バーツにしてはいいかな?

もちろん一本買った。

これでジーパン生活ともおさらばだ!

ふふ~んと上機嫌で友達宅に帰還。

少し運動してから今日はタイスキに連れてってくれることに。
いつもどこかに連れてってもらってるので本当に申し訳ないな~

そこのスーパーで89バーツ半ズボンを発見。
しかもさっき買ったのと同じやつ。

う~ん。
恐るべし。

まだまだ選眼力が足りないな。

2010年7月3日土曜日

おい!もう7月じゃねぇか!


アンコールワットからバンコクへ”帰国”し友人宅に到着。

都会好きの俺にはバンコクはすでにホームタウンと化している。

なんでこんなにアンコールワットから早く戻ってきたのか。
俺にも理由はわからない。
ただひとつ言えるのは

「縁」

がなかったんだな~ってこと。

昔付き合ってた彼女と別れるときに
「あんたはあの子と”縁”がなかったんだよ」
って親に言われてからなんか「縁」ってのを意識するようになってきた。

例えば、ラオスで一緒でチェンマイでも2回会ったあの日本人。
彼とは縁があったから約束しなくても何回も会えたんだと思う。

会いたい!って思う人が縁のある人とは限らない。
でも会いたい!って思う人が縁のある人だったら最高だよね。

今回バンコクには一週間~10日間滞在予定。

なんでそんなに滞在するの?
そんなにバンコク好きなの?

そんな疑問をもったみなさん御安心ください。
ちゃんと理由があります。
それは

「インドビザ取得」

これはやっかいで最低5営業日かかるからだから最低1週間。
今のところ、

ビザ申請1日
市内観光2日
インドへの航空券探し1日

しかやることがない!!
唯一の救いが(姉の)友達の家に滞在させてもらってること!

A/Cもあるし、なによりネットが使い放題で、虫がいない。
ここは本当に天国です。