六大目的地

この旅に出る前に「行きたい!」と思って出てきた6つの目的地を紹介します。
  1. 南京 (済
  2. アンコールワット (済
  3. インド (済
  4. メキシコ人の友達のところ (済
  5. マチュピチュ (済
  6. ブラジルに留学している友達のところ(済
一つずつ説明していきたいと思います。※1~5は行ってから書いています。

南京
南京と聞いてやはり日本人なら最初は「え?」と思うでしょう。
かの有名な「南京大虐殺」の舞台になった場所なのですから。

当時中国の首都だった南京を日本軍は攻め落とし、そして2~3ヶ月の間現地人を虐殺し続けたという悲惨な事件です。
被害者は10万~30万といわれている。
詳しいことはwikipediaでも見てください。

→なぜ行きたかったか?
まずここに行きたかった理由は南京博物館に行きたかったからです。
日本は第二次世界大戦で敗戦しました。
広島、長崎には原爆を落とされ、沖縄では現地民を巻き込んだ戦い。そして本土の大都市は空襲によって壊滅状態。
日本で学ぶ第二次世界大戦は被害のことばかり。
少しだけ授業でアジアにおいて日本人が加害者であっとことを触れる以外は、加害について学べる機会は被害のそれと比べて恐ろしく少ない。
確かに、多くの日本国民は被害者であったであろう。しかし同時に加害者であったことを忘れてはいけないと思います。
それが、アジア諸国への謝罪となるのではないかと思ったのです。
人によっては、「反日感情に利用されている」とか「南京事件は日本軍が殺したんじゃない」とかおっしゃる方がいます。
しかし、真実なんて今の自分にはどうでもいいのです。
なぜなら南京博物館に展示してあるものが中国人にとっては、事実であり歴史なのです。
自分はその中国人からみた南京の事実及び歴史を知ってみたかった。
だからインターネットや書籍に頼らず、現地の博物館に行ってみたかったのです。

アンコールワット
アンコールワットは言わずとしれた世界的遺跡。
大きく反映した帝国の首都であったのに、発見されたそのときは森林の奥地だった(元)秘境です。

→なぜ行きたかったのか
恥ずかしながらこれは完全にネームバリューですね。(笑)
やはり世界的な有名な世界遺産。今回の旅の大きな目的地にするのは最適でした。

インド
カレーの国。宗教の国。とにかく人の国。
日本とは全く違う文化、習慣を持った国インド。多くの旅行者達が魅せられます。

→なぜ行きたかったのか
インドに行きたかった理由は単純に「楽しそう」「安い」ということです。
少しGoogleで検索してもらえればわかるんですが、インドの旅行記が多い。そしておもしろい。
もちろん他の国の旅行記もたくさんあるし、面白いものもあります。
しかしながら、インドについてのその量は突出しているのではないかと思います。
もちろん自分はその旅行記を参考に「楽しそう」と考えたのです。
またインドに魅了される理由にその物価の安さもありました。
一日500円で暮らせる日々はどんなものなのだろうと思いました。

メキシコ人の友達のところ
パリで出会ったメキシコ人の友人。外国人の友達第一号です。

→なぜ行きたかったのか
それは約束していたからという一言。
この長いたびの前、ヨーロッパを旅したときにパリで出会ったメキシコ、ティファナに住む友人です。
彼は自分にとっての初めての外国人の友達でした。
彼はメキシコという国に興味を持たされてくれました。そして彼は日本にも興味を持ってくれました。
人との出会いを重視している自分が彼のところに行かない理由がありませんでした。

マチュピチュ
世界的に有名な複合世界遺産。日本人の「死ぬまでに一度は行きたい所ランキング 第一位」とか。

→なぜ行きたかったのか
これもネームバリュー。やっぱり南米に行くならマチュピチュに行かないと!と思いました。
ミーハーです。(笑)

ブラジルに留学している友達の所
2010年4月。自分より一歩先に世界に旅立った友人です。
最後にして最大の目的地

→なぜ行きたかったのか
彼は自分が「休学してでも今したいことをする」と思わせてくれた張本人。
いわば彼がいなかったら、この旅じたいもないわけです。
そんな旅の始まりだったから、終わりを考えたとき彼のところがちょうど良かった。
それだけではありません。
いまや(2010年11月現在)ここまで自分が学んできたことと彼が学んだことをブラジルの地で論議したいと思っています。


以上6つの目的地とともに旅をしてきました。そして旅をします。
最後の目的地の後は完全にフリー。
お金がなくなり次第、帰国するという流れになると思います。