2010年8月12日木曜日

インド前半戦終了

今日でインド滞在ちょうど一ヶ月。

あんなに着たくなかったインドを意外に楽しんでいる俺がちょっと悔しい。

一ヶ月前たくさんの悪い情報を持って俺はコルカタに到着。
もちろん歩き方を熟読していたから最初のホステルには迷わず、困らず到着。

コルカタをまわって感じた
「あ、インドって意外に不思議じゃないかも」
という考えは次の街で見事に打ち消された。

次の街はシャンチニケタン。
ここは全然旅行者向けの街じゃないんだけど、コルカタで会った日本人がここに留学してるってことで行った。

最初はチェンナイ行きのチケットまでの3日間の予定だった。
それが

なんと正味1週間もいてしまった!

なんとなく楽しくて、なんとなく不思議ワールドが広がっていた。
人々はみな陽気で少し天然。
で最強の好奇心をもっていた。

そこから俺は遅れを取り戻すべく一気に移動。

たった3日間でコルカタからインド最南端カンニャクマリへ。

この街もどーでもいい感じの雰囲気。
この辺からインドが嫌いになってきた。

その次はムンバイへの中継点コーチン。
そしてムンバイへ。

ムンバイは都会だった。
コルカタも都会だったけど、また違う雰囲気で物価も馬鹿高かった。

そこからすぐにエローラへ。

ここの寺院が一番すごかったな。
山ごと削って一個の寺院を作ってる。
100年間人が掘り続けたらしい。上から建物を作るってどんな感じなんだろうって思った。

このへんから雲行きが怪しくなってきた。
鼻水が出て頭痛がする。

「やばい」
と思ったときにはもう遅かった。

熱が上がり、頭が割れるんじゃないかというほどの頭痛。
あんな痛みは人生最初で最後であってほしい。
藪医者みたいなところに行き、3日間かけてやっと回復。

そして現在西インドに滞在中。

東、南インドとはまた違った雰囲気がある。
でも人とカレーは全然変わらない。
それがよかったり悪かったりする。

俺はインドが嫌いだ。

汚いし、人はしつこいし、ぼってくるし。

でも俺は十分インドを楽しんでる。

チケットを買うのに2時間かかったり
「友達~」って言いながら永遠ついてくるインド人に「どっかいけ!」って怒ったり
リクシャーワーラーに文句つけたり。

それがなんとなく面白い。
俺の素のままでインド人と接することができる。
嫌いなら嫌いなりに彼らと接することができる。

一切インド人に気を使うことがないのがこのインド旅行の醍醐味かもしれない。

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