旅で得たもの企画!第二弾。
今回は
「自分の意見とその先」
です。
自分の意見というものは、とても大事だと思う。
でも、それって意外に一焦点でしか見れてない。
俺は旅に出る前、人の意見を聞いても
「それは違う。」
と最初に考えて、ろくに考えもせずに否定してた。
北京で飲んだビール。懐かしい。 |
いい例がある。
高校の時に中のよかった友達が、大学に入って雰囲気が変わった。
高校の時は結構マジメキャラだったのが、大学に入った途端にチャラチャラし始めた。
大学に入ったばかりの時の俺は
「どうしちゃったのだろう?カッコつけてるのかな?」
ぐらいにしか思ってなかった。
いつか、高校の時みたいに戻るだろうと。
そう思って2年が過ぎた。
でも彼は変わることはなかった。
2年間俺はコイツなんか変だ。
って思い続けていた。
でも俺は旅に出て、アイツを認めることができた。
それは、人の意見を聞いて、自分で考えてから、否定するか、肯定するか決めるようになったからだ。
前の俺は、もし自分の意見と違う意見なら、考えもせず否定してた。
そして、旅で自分で考えることを普通にしてみてから、高校の友達のことを考えたら、なんの問題もなく、認められた。
俺はそのとき、「アイツはアイツで新しい価値観を見つけられただけ。成長しただけ」
って思えた。
それは俺にとって大きな大きな一歩だったと思う。
シェラで昼からビール♪ |
旅では、日本では絶対会わないような日本人に多々会う。
そして、日本ではあんまりしない話をする。
そんな時、この考えがとっても俺のためになっていると思う。
一人で考えてる時、自分の意見は考えつくされたものだと思うところまで考える。
そして、自分の意見は強固なものとなる。
でも、
人に話してみると、自分の意見なんて脆いってことがすぐわかる。
年上と話すとさらに。
そんなとき、みんながせっかくくれる考え直すチャンスを捨ててしまっては意味が無い。
その意見を自分でもう一回考え、自分の意見に取り込んでいく。
そしてまた自分の意見を作り直す。
それってとっても大事なことだと思う。
ペンソノでのビール三昧の日々 |
俺は人の思考の過程って粘土に似ていると思う。
最初は、好きな形に変えられる。
その好きな形は、今まで経験してきたこと、知識を使って作られる。
その先が問題なんだ。
もし、その粘土を練り直しせずにずっと置いておいたら固まってしまう。
そして、その固まったものを壊して、違う形にするのは大変なことだ。
それを壊すにはハンマーを使わなくちゃいけないかもしれない。
そんなことしたら、自分の自尊心まで壊してしまうかもしれない。
でもいつも粘土を練り直してたらどうだろう。
別に練り直す前の形に作りなおしてもいい。
いつも粘土を練り直してたら、いつも粘土はやわらかいまま。
どんな意見でも取り入れることが、できる。
そして、いつでもよりよい形に作りなおすことができる。
だから、自分の意見はたくさん話して、みんなのいろんな意見を聞くことが大事なんだなぁ。
今まで、いろんなことを否定してきたけど、これからは自分の頭でもっと考えて意見しようと思う。
写真でなにが言いたいかっていうと、飲みコミュニケーションは大事ってこと。 |
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