2010年12月7日火曜日

見学

未だにマニコレ滞在中。
友達の家にお世話になっててそろそろ悪いかなって思い始めてきたので近々旅を再開予定。
と行ってもあんまり強く行きたいところも多くないからダラダラ必至。

先週末は友達の研修先のご好意で活動の一部を見学させてもらうことに。

マニコレからはまずモーターボートで移動。
港(って言っても川沿いに立ってる掘っ立て小屋)に荷物を運搬。
最後の荷物を持って下っていると、目の前を歩いていた友達が

水没。

ごめん。めっちゃ笑えた。
これによって友達のカメラは逝かれました。まぁもう一台防水のやつを持ってるから問題なかったらしい。

今回は3艘の船で移動。
くじ引きによって屋根ありかなしか別れるらしい。
ちなみに俺はゲストなので屋根あり。

このボート結構小さいの速い。
川からの景色も新鮮で楽しかったーーって思ってたら

寝た。

「なんでそんなに寝るの?」って友達にもブラジル人にも言われる。
あーなんだか体力なくなっちゃったみたい。

遠隔地に到着するとすぐに活動開始!
持ってきた物資を運び込んだり、なんだかんだ忙しい。
友達の仕事は主に広報。だからずっと写真撮ってた。意外に大変な仕事だ。

今回の主なイベントは
新しくできた建物のお披露目会。
友達の団体が撤退するのでそれのお別れ会。
定期的な集会の開催。
の3つだった。

新しくできた建物っていうのも現地の団体がイベントとかいろいろしてお金を貯めて作ったらしい。
それが結構立派。
すごいな。って思った。

お披露目会では最初にみんなで記念撮影

なかでお昼ご飯。
はっきり言って普通のご飯なんだけど、みんなで食べるとおいしいんだよな。
あれ魔法だよ。

その後別の建物に移動し、みんなでビンゴ大会!!
景品は・・・・なんだったんだろう?なんか包装紙に包まれててなんだかわからなかった。
ここのビンゴ大会は面白くて、一列そろったら終わりじゃなくて24個の数字全部埋まったら終わりっていう、長く遊べるように改造してた。
それも面白い。

ビンゴの紙は有料になっててそうやってお金を集めるらしい。
頭いい。
俺もやってみようかな。

夜になると、近くのコミュニティ(村的なもの)から集まったチームで演劇をする。
ポルトガル語の全くわからない俺には全然理解できなかった。
今回は全部で6チーム(だったかな?)劇をしてた。
ちなみに最後に一番を決めて景品もでます。がんばりましょー

夜も更けてきて自分をはじめみんなもお疲れ気味。
最初言われていた時間よりもう遅れていた。

俺が
「遅れてるね」ってボランティアで来てるブラジル人の女の子にいったら
「そんなことないよ」
って

なんだかその一言がすごく考えさせられた。

俺って遅れることをすごく嫌う。
でもそれって元をたどれば、今やってることが遅れると後の用事が狂うからイライラする。
だから後の予定がなければ遅れても別にいいじゃないか?ってこと。

俺はもう遅れる=イライラになっちゃってる。
でも今日みたいに後になにもすることなければ遅れてもいいじゃん!って思った。
そうだよな。そうなんだよね。
旅してると自分の常識の根本がおかしい!って思う事が多々ある。

結局寝たのは12時くらい。
すごくすごく疲れた。
朝から久しぶりに動いていたのもあるけれど、やっぱり全然言葉が通じないってのは大変なことだと思った。
そして今までの旅を振り返ってみたら、こんなに言葉が通じないのは初めてだったかもしれないと思った。

アジアではなんだかんだみんな英語ができた。
中国では漢字で筆談ができた。
メキシコでは最初は友達の家で英語で話してて、スペイン語を練習してから一人になった。

しかも今回は友達がいてくれたことでがんばって会話するのを少しサボってたように思えた。
わからないことがあると、どうにかボディランゲージとかで話すんじゃなくて友達を呼んでた。
それは話し相手も一緒。
毎回毎回友達に頼らなくちゃいけないもどかしさがあった。
それも疲れの一因だったと思う。

次の日はまずミサ。
俺はミサは参加しないって決めているので外で寝てた。

友達曰く
「ナオはどこ行ったの?」と聞かれ
「寝てる」と答えたら
「また寝てるの!!」と驚かれたらしい。

なんでこっちの人はそんなに寝ないのだろうか。

ミサが終わるとみんながワラワラ出てきた。
そして今度は違う建物に入っていく。
俺も行ってみるとそこには大きなケーキが。

友達の研修先の団体に対して「ありがとう」と書いてある。
こうやって地元の人に感謝されるのが一番だよなって部外者ながら思ってみた。

こうして、(俺にとっては)長い長い土日が終わった。

「国際協力の舞台」として見学に行かなかったからそこに関してはなんにも感じなかった。

しかしあそこにはとっても素敵な子供達の笑顔があった。
いや、子供達だけじゃないたくさんの笑顔があった。
それだけでなんだか俺は幸せな気持ちになれたな。
友達がやってることは有意義なことだなって思えた。

最後に
俺の名前は「ナオ」っていうんだけど、
「ナオ」ってポルトガル語では「いいえ」って意味になる。
それで相当いじられた。

「シンオナオ?」
「はい、それともいいえ?」って聞かれるんだよね。
あれ最初面白かったけど、ちょっと飽きてきた。

これからずっとそうなのかな・・・・・

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