ラオス最後の滞在地ルアンパバーンから約18時間。
意外に快適な移動だった。
ラオス国内はVIPバスだったし、タイ国内はミニバンだったが冷房も効いていて良かった。
俺はまだ宿探しが苦手だ。
パリで5時間バックパックを背負って町中を歩き回ったとき、泊まる宿がないんじゃないかって言うあの不安に襲われてからいつも予約するようにしていた。
しかし東南アジアで安く旅行するにはその方法は適さない。
これはラオスで共に行動した日本人の言葉だが
「インターネットで予約できるということは、ある程度設備が整っている」
「一泊300円程度のゲストハウスは一回の予約取り消しが命取りになる」
実際、ラオスの首都ヴィエンチャンにいつも俺が利用する「Hostelworld」で予約できるホステルは3つだけだったが、ゲストハウスは中心部にたくさんあった。
すなわち、これからバックパッカーとして旅していくには「宿探し」は避けて通れないのだ。
そして今回到着したチェンマイ。
タイ北部の町として有名だ。
そしてタイはゲストハウスがたくさんあることでも有名である。
タイで宿が探せない=どこでも探せない
という式が俺のなかで自動的に成り立った。
そしてチェンマイ到着。
ミニバンは路地裏のホテルの前に停車。
もちろんそのホテルの人が出てきて勧誘してくる。
今日の目標は
ドミは80B以下
シングルは100以下
地図もろくに見なくても宿探しはできた。
なぜならひとつの路地にたくさん宿があるからだ。
確かにタイにはたくさんゲストハウスがあった。
これなら俺にもできる!という自信さえついてきた。
7~8軒回ったところで100Bのシングルのホステルを発見。
部屋も決してきれいとは言えないが汚くないし、トイレも一応自動水洗。
WIFIも部屋で使い放題で今まで泊まった宿の中で一番コストパフォーマンスいいかも。
チェンマイはトレッキングが有名ってことで明日にでも行きたい俺は早速近くの旅行会社へ。
特に勧誘もしてこなくて、店先で飯食ってたおっちゃんを捕まえて話を聞いた。
ちゃんとパンフレットとかも用意されてて
「T.I.C」っていうツアー会社らしい。
そのおっちゃんは仕切りにそれをアピールしてた。
あとでネットで調べたらちゃんとした会社だった。
まぁ、そのときからなんとなくここでいいかもって思った俺は特に他と比べもせずにそこにしてしまった。
値段は歩き方に乗ってた相場の下限。
これで普通のツアーだったら万々歳だな。
明日を楽しみにして今日は寝ることにしよう。
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