現在スコータイ滞在二日目。
翌朝9時のバスでアユタヤに抜ける予定。
ここスコータイ。はっきり言ってずいぶん小さい町。
遺跡しか見所ないし、遺跡に興味ある人なら別だろうけど、普通に半日もあればそれも見終わる。
と言って他の町へのアクセスも悪い。
とまぁなんとも言いがたい町。
今回泊まった宿は一泊150B実質WIFI使い放題。
でここで幸か不幸か出会いが。
そいつは自称56歳。
若いころはパナソニックで働いてたらしいドイツ人。
この人が俺に積極的に話してきた。
曰くクレジットの期限が切れてしまって、金がなくて今金を払わないと日曜日まで野宿しなくてはいけないらしい。
そこで俺に白羽の矢が立った。
「俺はパタヤーの近くに住んでる」
「来週そこに来てくれたら金も返すし、何日でも泊まっていい。」
彼の額にはすごい汗。
「君に金を貸してもらえなかったら警察に行かなくてはいけない。」
ついにかわいそうになってきた俺は
金を貸してしまった。
その額。なんと
1500B(約4500円)
勉強料だと思って金をドブに捨ててみた。
絶対返ってこない。
それは重々承知だよ。
でもあそこで渡さなかったらこれからずっと気になってただろうな~
まぁ金が返って来るのが一番なんだけど、そんな望みを持つのはやめる。
「信じられぬと嘆くより人を信じて傷つくほう」
が精神的に楽なんだってことに気づいた一件だった。
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